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過去から考える

2人のサラリーマン

リフォームの歴史を見てみよう

リフォームの歴史は1960年代後半頃に始まります。当時はリフォームというよりも増改築という言葉のほうが馴染みがあったようです。 リフォームは外国から入ってきた考え方ですが、まだ日本にはなじみがなく、積極的にリフォームをする人は一部の人だけでした。 それもそのはず、当時の時代背景を考えると、リフォームをする住宅は築15年から20年程度の住宅で、ちょうど1950年ぐらいに建てられた住宅がその対象となるはずです。1950年頃の住宅はまだ一戸建て住宅はほとんどなく、多くは公営住宅が中心でしたので、個人単位でリフォームを検討する人はあまりいなかったのです。 リフォームが注目されるのはそれから15〜20年ほど後になります。

その時代背景によって考えが変わる

リフォームが本格的に進み始めたのは、1995年ぐらいからで、それ以前は古くなった住宅は一度取り壊して再び建てるという「スクラップ&ビルドの」考え方が主流でした。特に土地の価格が上がってきた1980年代は、都心部の土地は5千万円とか1億円もするほどバカみたいに高額なのに、その上に建っている建物自体は1500万円も出せば買える物でした。経済も右肩上がりだった当時の時代背景を考えると、わざわざリフォームをするよりも古くなった建物を一度壊したほうがいいという考えになるのも十分頷ける話ではないでしょうか。 バブル崩壊後は土地の価格が下がる一方で個人の所得も下がってきたため、住宅が古くなってきても、「新しく住宅を建てるよりも使えるものを使い続けよう」という考えに変わってきたのです。